バイクにあまり乗らない。保険、どうする?

バイクを所持しているものの、実際は乗る機会があまりない・・・という方。意外とおられるようです。

「あまり乗らないのに、保険料が安くできないかな」とお考えの方。これを機に保険を見直してみるのいいでしょう。

補償内容を確認

なにはともあれ、現在の保険の内容を確認してみましょう。

運転者に合わせた年齢設定が正しいでしょうか?

長い間継続している場合、被保険者の年齢に合った年齢条件に合っていなくなっている場合があります。

年齢条件を変えるだけでもかなり保険料が安くなるので、補償は下げずに保険料を安くできます。

保険でカバーできる補償がないか検討

つぎに、補償のなかでほかの保険でカバーできるものがないか検討してみましょう。

ケガの補償については、人身傷害保険(被保険者の治療費や休業損害など実際にかかる費用などを補償)と搭乗者傷害保険(けがの場合は定額の一時金の支払いや日数払あり)があります。

あるいは普通の傷害保険に加入している場合、バイクの事故以外でも保険金は支払われます。あまり乗らないバイクの保険であれば、そちらでカバーすることを前提に外してしまってもいいかもしれません。

ネット型バイク保険に乗り換える

いま加入しているバイク保険が代理店型なら、ネット型の保険に乗り換えるというのも保険料を安く抑える方法の一つ。

ネット型の保険は、保険会社によっても内容が異なりますが、契約時にインターネット割引が適用されることが多いです。

また年間予定走行距離に対して保険料が変動するので、あまる距離を稼がない乗り方の場合は安く設定できる可能性があります。

保険を中断する

一定期間バイクにまったく乗らないことが決まっている場合は、保険を中断することも選択肢の一つです。

一時払いの場合は、残りの保険期間分の解約保険料は戻ってきます。

また、車検切れや一時抹消の場合は保険の解約と同時に、中断証明書を発行してもらいます。中断証明書の取得で、最大で10年間、等級(割引)を維持することができる。

※保険会社によって維持する期間が異なる場合もあるため、自分が契約している保険会社に事前に確認してください。

任意保険を外すのは危険?

自賠責保険のみ加入、という人もなかにはいらっしゃるかもしれません。

しかし、自賠責保険はあくまでも対人のみの補償であり、対物は補償されません。

また対人も、けが・死亡ともに補償額があまり十分とはいえません。

それよりも自賠責保険だけの場合は、示談交渉サービスが受けられないため、事故時の相手への対応などすべて自分でやらなくてはならなくなる。示談交渉サービスは任意保険がなければ受けられないサービスなのです。

またバイク事故の場合は、運転者本人もケガをする場合が多い。その場合は大ケガの場合が多いので、費用の負担も大きくなってしまいます。

バイクに乗るなら任意保険は絶対にかけておくべきでしょう。

あまり乗らないバイク。保険料を安くしたいけれど・・・

このように、補償の見直しやネット型保険への乗り換えなど、自分に合った方法があるかと思います。

ただし、乗る頻度にかかわらず「万が一」の時の補償は大切。いざというとき慌てないためにも、補償内容が現状に合っているか、よく確認してから手続きしましょう。

できたらプロに一度相談してみることをおすすめします。

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