オリンピック交通規制の謎

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皆さんきっと悩まれて、結果新味のないネタの可能性が高いのですが、疑問が解決しないもので、書きます。

「東京2020大会では、大会関係者及び観客の安全で円滑な輸送と、物流を含めた都市活動の安定との両立を図ることとして」料金上乗せ実施を行っているわけです。

で、我々輸送の事業者はいいのです。「中型車」「大型車」「特大車」は現金・ETC利用とも割り増しの対象外で、普通車でも緑ナンバーのクルマ(タクシーなど)や、黒ナンバーの軽自動車(運転代行など)、さらに4ナンバー・6ナンバーの貨物車、8ナンバーの特殊用途車はETC利用時に限り、1000円上乗せの対象外となっています。

しかし、個人事業主や、運行目的が法人の事業である白ナンバー・黄色ナンバー車両は、立つ瀬がありません。

公共の福祉、というのが憲法に謳われています。

公共の福祉が目的としてある場合、私権は制限され、受忍してしかるべきであるということです。空港の建設の際の立ち退きなどの理屈がこれに該当します。

ただ、この場合、受忍の対象となりうるのでしょうか?

オリパラに水を差したいわけではありません。競技を見れば感動するし、仕切りの問題はともかく、選手はがんばっているではないですか。パラリンピックにも期待したいところです。

ただ、単純に分からないだけです。

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